スズ子の決断｜「ブギウギ」3/25（月）第26週122話

第26週第122話「世紀のうた　心のうた」

3月25日（月）第122話あらすじ・ネタバレ・感想

オールスター歌合戦を終え、楽屋で疲れと達成感からぐったりするスズ子。

「スズ子さーん！本当に素晴らしかったです！これは新たな福来スズ子第二章の始まりです！」とタケシが興奮していた所、股野と水城がやってきました。

「スズちゃんほんまに素晴らしかった。最高やった。」と感動を伝える股野。

水城はかしこまった表情でスズ子に近寄り、「ラッパと娘」を歌いたいと言ったことを謝り、頭を下げます。

スズ子のステージを見て、自分の力不足を感じたと言い、いつか福来先生のように自分の持ち歌で客を虜にする歌手になれるよう精進すると、水城はスズ子に宣言します。

歌合戦以降、新聞などで「福来スズ子大復活」と書かれ、ブギの女王としての支持を一気に取り返したスズ子でしたが、なぜかスズ子の表情は冴えません。

梅吉、ツヤ、愛助の写真を見つめ、はな湯で歌っていた時代から今までを振り帰ったスズ子は、羽鳥の家に向かいます。

どうしたのかと麻里に聞かれ、「わて、歌手を引退しようと思います。」とスズ子。

「え？どういう事？」と驚く麻里にスズ子は年末の歌合戦で燃え尽きたと話し、もうこんな風に歌えないと話します。

「水城からエネルギーをもらい、あれだけのステージが出来たんやと思います。あれ以来、なんや体に力が入らん言うか、今回はもうええか、もうええやろ、わてようやったんちゃうか？って気持ちで一杯なんですわ。」と話すスズ子。

ここまで黙ってスズ子の話を聞いていた羽鳥は、「僕はね、もしかしたら福来君は今までと違った気もち、何か決意と言っても良いのかな、そんな思いで歌合戦の舞台に立つんじゃないかと思っていたんだ。でもまさか、引退とは思わなかったねー。」と引きつりながら笑い、お茶を飲みます。

続けて、水城アユミに力をもらったのは分かるとスズ子の意見に同調する羽鳥ですが、「でもね、僕は君を引退させないよ。君が引退するということは、今まで作って来た歌を全て葬り去ることになる、歌を殺すことになる。そんなこと僕は絶対に許さないよ。」と羽鳥は、訴えるようにスズ子に話します。

強い言葉を使う羽鳥に驚く麻里とスズ子。

さらに羽鳥は「君が本当に歌手を辞めると言うなら、僕は君と絶縁します。」と目を赤くします。

家に帰ったスズ子は、愛子、大野、タケシにも歌手を引退すると話すスズ子。

タケシは信じられないと言った様子で、スズ子の話に納得できないと言い去ってしまいます。

夜、ベットで「マミー引退したら歌は全然歌わへんの？」と愛子に聞かれ、「愛子マミーが歌手を辞めるのは嫌か？」と聞き返すスズ子。

「マミーが嫌やったら辞めてもええと思うけど、マミーの歌が聞かれへんようになるのは寂しいわ。せやけど、ほんまにマミーが嫌やったらやめてもええねんで。」と愛子。

スズ子は愛子を抱きしめ、愛子の言葉に涙を流します。

子どもながら、スズ子の気持ちを尊重する愛子に感動です。

すっかりお姉さんになってます。

スズ子に似て、しっかり者で優しい子に育ってます。

スズ子の決意と羽鳥の思いが交差します。

2人の歌への思いの強さも感じられました。

スズ子は本当に引退するのでしょうか。

「ブギウギ」もあと4回となりました。

最後まで目が離せません！

【１話から最終話まで】
朝ドラ「ブギウギ」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。

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