第6週 第28話 「女の一念 岩をも通す？」
5月8日（水）第28話 あらすじ・ネタバレ・感想
海へ
「最後まで一緒に居られなくてごめんなさい。」と香淑は国へ帰る覚悟を決め、寅子たちに頭を下げます。
こんな悲しい別れ方は納得いかない寅子が「今から海行きませんか？」と提案します。
海にきた寅子たちですが、想像していたような綺麗な砂浜や海ではなく、天候もあいにくの曇り。
素敵な場所で楽しい気持ちでお別れしたいと思っていた寅子でしたが、出鼻をくじかれます。
入学式や法廷劇、山に登った時のことを振り返り笑い、香淑も「どれも最後はいい方に流れて、今日もきっとそうなる。」と笑います。
「お聞きそびれていたことがあるの。お国お言葉であなたのお名前は？」と香淑に聞く涼子。
「私の名前は、チェ・ヤンスクと読みます。」と砂浜に字を書いて答えます。
「ヤンちゃん、こう呼んでもよろしいかしら？」と聞く涼子に、「いいですね。」と頷く香淑。
他に何かして欲しいことある？と梅子に聞かれ、香淑は寅子に歌ってほしいと話します。
寅子の歌を聞き、砂浜で騒ぎ、楽しい雰囲気で別れを済ませ、香淑は朝鮮へと帰っていきました。
涼子の事情
香淑の分まで寅子たちは勉強を頑張るはずでしたが、涼子の父親が芸者と駆け落ちしたことが発覚します。
新聞や週刊誌でこれは大きく取り上げられ、涼子は家に寅子、梅子、よねを招き、桜川家存続のため男爵家の子息と婚約し、高等試験を諦めると打ち明けます。
「お前はそれでいいのかよ。」と涼子に問うよね。
「私が婿をもらわなければ、桜川家は途絶え多くの者たちが路頭に迷うことになります。私のわがままに皆を付き合わせれない。」と涼子。
「わがまま？お前がやって来たのはわがままなのか？違うだろ。」と怒りを抑えれらないよね。
「よねさんみたいに強くなりたかった」と寂し気に笑う涼子。
そこに、酒に酔った涼子の母がやって来ます。
「あなた方、まだくだらない試験に夢中になってるんですって？私が合格するように口添えしてあげましょうか？」と絡む母を止める涼子。
「それじゃ意味がないんです。私たちの力だけでみんな揃って合格したい、したかったんです。だから、まだうまく心の整理がつきませんが、涼子様とお母様の幸せを切に願っております。」と寅子。
涼子の母は、寅子に殴り掛かろうとしますが、涼子が抑えます。
「ごめんなさい、私はどうしても母を見捨てることができません。」
涼子は涙ながらに寅子たちに謝りました。
試験当日、梅子がいない
高等試験の日を迎えました。
寅子と優三は「自分を信じて全力を出し切りなさいね。」はると直言に見送られ、試験会場に向かいます。
緊張でお腹が痛くなる優三を寅子が変顔で笑わし、それぞれ自分の席へ。
試験会場には、寅子、優三、よね、轟、中山の姿はありましたが、梅子の姿がありませんでした。
寅子たちが試験を受けている時、梅子は、夫から離婚届を突きつけられ光三郎を連れて家を出て海に来ていました。
目まぐるしく変わる状況です。
香淑の帰国、父がまさかの駆け落ちをして涼子は試験を受けることなく桜川家のために結婚、そして梅子は試験直前に離婚届を突きつけられ…
せっかく皆んなで団結し高等試験合格を目指していたのに、バラバラになってしまうのが辛いです。
【１話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
| 翌月曜（土曜版再放送） | 午前４時45分～５時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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