第25週 第122話 「女の知恵は後へまわる?」
9月17日(火)第122話 あらすじ・ネタバレ・感想
桂場との確執
左遷とも言える異動に心を痛める寅子。
朋一のこと、桂場のこと、少年法のことと考えることが盛りだくさんの寅子です。
桂場の執務室を訪ねる寅子。
寅子は異例とも言える異動について桂場に問います。
裁判官は孤高であらねばならない。
青年裁判官達の連帯や団結は、政治家達の司法への介入の格好の餌食になると桂場は言います。
寅子は青年達を見せしめにし、切り捨てた桂場に怒りをぶつけます。
しかし桂場は思い上がるな、立場をわきまえろと寅子を叱りつけます。
これまで穂高門下だった2人の関係はギクシャクします。
「出て行け」
桂場は寅子にそう言うと顔をそむけます。
苦悩する桂場
ひとりになった桂場に、多岐川の幻影が話しかけてきます。
苦悩する桂場。
裁判官は中立でないと、裁判の公正に対する国民の信頼が失われることになる。
それは政治家が司法に付け入る隙を与えることになる。
しかし裁判所に漂うどんよりとした空気。
強権的な桂場に嫌気をさす裁判官達。
「お前の掲げる司法の独立ちゅうのは、随分さびしくお粗末だな」
多岐川の幻影の苦言や叱咤激励は桂場の心の声なのでしょうか?
多岐川の存在
多岐川の存在は、久藤や寅子達にとっても大きなものでした。
審議会では、家裁に対する批判的な言動も見られます。
久藤は、多岐川ならどうするか思い浮かべ冷静になるのだと、寅子達に話します。
「会いたいなー、タッキーに」
久藤がつぶやきます。
あらためて多岐川の家裁への思いを感じる寅子達でした。
朋一が寅子と同じ家裁へと異動して来ました。
どこか無理をしているような朋一を寅子は心配します。
暴力は思考を停止させる
航一が轟とよねの事務所に、美位子の調査書類をもらいに来ました。
よねは、美位子の事件の状況を航一に話します。
父親から暴力をはじめ性被害まで受けていた美位子。
暴力は思考を停止させる。
よねは、幼き頃の自分を振り返り、自分を守ってくれた灯台のマスターを想います。
「決して珍しくない、ありふれた悲劇だ」
よねの言葉が航一の胸を打ちます。
女性初の家庭裁判所長・三淵嘉子さんはどんな人?【ネタバレ注意】
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朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
翌月曜(土曜版再放送) | 午前4時45分~5時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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