第1週 第2話 「女賢しくて牛売り損なう?」
4月2日(火)第2話 あらすじ・ネタバレ・感想
寅子と当時の結婚観
寅子は3回目のお見合いの最初、「これは脈ありでは?」と手ごたえを感じていました。
しかし、女性の社会進出について語っているところお見合い相手の横山に「君、もしかして私に講釈を垂れているのか?」と不愉快に思われてしまったのでした。
後日、正式にお見合いの断りの連絡が入ります。
母のはるから「女学校出るまでには嫁ぎ先を必ず見つけますから、思ったことをすぐに口にするんじゃありません。」としかられる寅子。
兄の直道は、まだ寅子が下宿している優三を好きでお見合いを破談させたと思っているようです。
日曜日、そんな猪爪家は、兄の直道の結婚に向けドタバタしていました。
直道の結婚相手は、なんと寅子の親友である花江。
猪爪家に来た花江はとても愛想がよく、寅子は親友のいつもと違う様子に感心します。
今宵は花江の両親を家に招き晩餐会です。
父の直言も、花江の父も、直道と花江の結婚をさも自分が頑張ったように振舞いますが、段取りは全て母のはると花江の母。
そんな姿を見て、寅子もなにか思うところがあるようです。
書生の優三
優三が猪爪家に下宿を始めたのは、弟、直明が産まれてからすぐのこと。
早くに両親を亡くし、天涯孤独となった優三は大学で法律を学び司法試験に落ち、現在は浪人状態。
昼は直言の銀行で働き、夜は夜学に通う日々を送っています。
数日後、不幸事ではるが丸亀に里帰りすることになり、家事を任された寅子は助っ人に花江と米谷家の女中である稲を家に呼びます。
花江は直明との結婚が決まり幸せそうででしたが、寅子は自分の幸せが結婚の先にあるように思えないのでした。
「女は男みたいに好き勝手いかない、受け入れちゃいなさい。」という言う稲の言葉に、愛想笑いをしながらも寅子はどうにも納得いかない様子。
そこに優三が顔を出し「あのー僕のお弁当は?」と夜学に持って行くお弁当を取りにきます。
運命の出会い
お弁当を作り忘れていた寅子は、後ほど優三のお弁当を夜学に届けに行くことに。
男ばかりの夜学の構内を歩く寅子に、学生が「はやく帰りなさーい。」とバカにするように声をかけてきます。
優三のいる教室の扉の前まで来た寅子。
教室内から「婚姻状態にある女性は無能力者だからです。」と答える学生の声が聞こえ、「は!?」と思わず大きな声を出してしまいます。
声に気付き、「君は?」と問われ焦る寅子。
「申し訳ありません。」と優三が間に入り、寅子を外に連れ出そうとします。
そこに、「待ちなさい。」と明らかに偉い人の雰囲気の年配の男が現れます。
これは完全に怒られる流れだと覚悟した寅子でしたが、年配の男から出た言葉は「君ねえ、言いたいことがあるならいい給え。」でした。
怒られるかと思いきや、寅子の話をと聞いてくれそうです。
これが寅子の人生を決める出会いになるのでしょうか。
昭和のはじめは男尊女卑の時代です。
そんな時代を寅子はこれから切り開いていくのでしょう。
【1話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
翌月曜(土曜版再放送) | 午前4時45分~5時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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