第11週 第55話 「女子と小人は養い難し？」
6月14日（金）第55話 あらすじ・ネタバレ・感想
直明のキラキラに賭ける
12月に入りました。
家庭裁判所設立は難航したまま。
家で晩ご飯を食べる寅子。
そこへ大学生の直明が帰って来ました。
直明は仲間達が寅子を応援していると、キラキラした目で話します。
その笑顔に見惚れる寅子、はる、花江。
と、寅子にピンとくるものがありました。
直明が活動する東京少年少女保護連盟の学生達に話し合いの場に来てもらおうと考えたのです。
できた弟・直明のキラキラに寅子は賭けます。
家庭裁判所設立
学生達の話を聞き、少年審判所と家事審判所の大人達は心を打たれます。
管轄や名前で衝突している場合ではないと、両者が歩み寄りました。
家庭裁判所の設立までひと月もありません。
場所や職員のことなど問題は山積みでした。
設立まであと10日。
弱気になるなと多岐川が鼓舞します。
寅子は法曹会館へ行き、場所の提供を頼み込みます。
サロン会場は無理でも、4階ならと許可してもらえました。
12月31日
職員、猪爪家や直明の大学生達も皆んな総出で準備をします。
そして最後の仕事だと言い、多岐川が1枚の絵を飾りました。
一枚の絵
多岐川が飾った絵は、花岡判事の妻・奈津子が描いたものでした。
チョコレートを分ける大きな手と小さな2つの手。
「チョコレートのお陰で久しぶりに笑顔になった」
寅子は奈津子の言葉を思い出します。
多岐川は言います。
「国や法はひっくり返る」
「ひっくり返るもののために死んではいけない」
花岡の死を非難して、怒り続けなければいけない。
多岐川の言葉が身に沁みます。
除夜の鐘が鳴り始めました。
多岐川とずっと一緒にいた汐見が、多岐川の過去を話します。
多岐川は自分が死刑判決を下した死刑囚の最期を見に行ったことがあること。
それから恐ろしくなり、本人の言葉で言うと凶悪事件から逃げたと。
朝鮮からやっと日本に戻り、上野駅を降りた時、戦争孤児たちを見て多岐川が話しました。
「俺が逃げずにいられるものを見つけたぞ」
子ども達の幸せのために、もう逃げないと多岐川は誓ったのでした。
そして一人じゃ心細い、支えてほしいと汐見と京子を家に招いたのでした。
昭和24年1月1日
家庭裁判所が生まれました。
胸アツな展開でした。
桂場は花岡の奥様を援助する意味も込めて､絵を何枚も購入したのしょう。
桂場の優しさが垣間見えるような今日のお話しでした。
照れ屋で他の人に気付かれないようにするところが桂場の可愛いところですね。
女性初の家庭裁判所長・三淵嘉子さんはどんな人？【ネタバレ注意】
このブログでは【１話から最終話まで】
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朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
| 翌月曜（土曜版再放送） | 午前４時45分～５時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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