花江の奮闘｜「虎に翼」6/25（火）第13週第62話

第13週第62話「女房は掃きだめから拾え？」

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6月25日（火）第62話あらすじ・ネタバレ・感想
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6月25日（火）第62話あらすじ・ネタバレ・感想

大庭の遺言書をめぐって

家庭裁判所に大庭の家族が集まります。

思いがけない形で再会した寅子と梅子。

判事補という立場上、寅子は梅子の事情にこれ以上立ち入ることはできません。

会議室に残りひとり悩む寅子。

そこへ梅子が入って来ました。

「寅ちゃんお久しぶり。さっきはごめんなさいね。」

梅子はそっけない態度を取ったことを謝ります。

寅子の立場を思い、他の人の前では他人行儀にしていたのでした。

そして高等試験の日に突然いなくなってしまったことも謝ります。

「梅子さーん！」

たまらず寅子は梅子に抱きつきました。

2人とも泣いてます。

寅子は梅子を、轟とよねの法律事務所へ連れて行きました。

「あんた、あの家を出たんじゃなかったのか？」

よねが驚きました。

あの日、つまり高等試験の日、梅子は光三郎と一緒に家を出ました。

しかし10日もたたないうちに、連れ戻されたのでした。

その直後、夫が倒れます。

命は助かったものの麻痺が残り、なんと10年以上も梅子は介護をしていたのでした。

光三郎のそばにいてもいいという条件でした。

なんとも酷い話です。

「恥ずかしくて皆んなに知らせることができなかった」と言う梅子。

ごめんなさいと謝ります。

寅子は梅子に言います。

「私、嬉しかった。梅子さん新しい民法が頭の中に入ってるんですもの。終わったら、ゆっくり会いましょう。」　　

寅子はバタバタと走って仕事へ戻りました。

轟とよねが口喧嘩を始めます。

梅子が少し嬉しそうに話します。

「懐かしいわ。戻っみたい。人生で一番輝いていたあの頃に。」

偽造された遺言書

亡き夫の財産をめぐり梅子と三人の息子、梅子の義母そして妾の女・すみれとの話し合いが行われます。

まさに修羅場です。

轟とよねは梅子に頼まれて、遺言書の真偽を調べていました。

その結果、遺言書は偽造と分かります。　

妾は話し合いの場から追い出されます。

戦前の民法であれば、財産は家長となる長男の徹太が相続するものでした。

新しい民法は妻・梅子が1/3、残り2/3を息子たちでわけることになります。

問題はこれからという梅子の言う通りでした。

出演歌手は福来スズ子⁈

梅子のことが気になる寅子ですが、相変わらず仕事は大忙しです。

上司の多岐川は寅子の気持ちなどは意に介しません。

愛のコンサートの会場探しに行くと、多忙な寅子を連れ出します。

会場は決まりましたが、まだ肝心の出演歌手は決まっていません。

当時、大流行だった「東京ブギウギ」を鼻歌で歌う多岐川。

どうやら大物歌手・福来スズ子をコンサートに呼びたいようです。

「福来スズ子なんて呼べるわけないでしよ！」

寅子が呆れて言います。

でも本当に福來スズ子が出てくれたら最高ですね。