1週 第5話 「人間なんてさみしいね」
4月4日(金)第5話 あらすじ・ネタバレ・感想
悲しみの中で
昭和2年秋
結太郎の葬儀が行われました。
遠くから葬儀の列を見つめ、手を合わす嵩。
のぶを何とか元気にしたいと思う嵩に、伯父の寛が語ります。
「生きちゅうき、悲しいがや。生きちゅうき、苦しいがや」(生きてるから、悲しいんだよ。生きてるから、苦しんだよ)
「生きちゅうき、いつか元気になって、笑える日がくるがや」(生きてるから、いつか元気になって、笑える日がくるよ)と。
泣くことができないのぶ
のぶはショックのあまり涙も出ず、
くらは食事や睡眠が取れずにいました。
くらの診察に来た寛に、「結太郎は何のために生まれて来たがやろう…」と問うくら。
寛は「子供の頃から自分の夢を必死に追いかけた。それが結太郎の喜びながや。」と答えました。
そこに団子屋の主人がくらの好物の団子を持って来てくれました。
それでも、「いらん。」と断るくら。
現実が受け入れられない
下校中、川沿いを歩いていたのぶに声をかける屋村。
のぶは答える元気も無く、とぼとぼと歩き去っていきました。
のぶの後ろを歩いていた嵩から、結太郎が亡くなったことを聞いた屋村。
「じゃあ、あれが最後の別れか。」と駅でのぶが結太郎を見送っていた光景を思い出します。
「お前の父ちゃんは?」と屋村と聞かれた嵩。
支那で病気に罹り亡くなったと寂しそうに答えます。
のぶの父も自分の父も遠い海の向こうで、家族も誰もいないところで、ひとりぼっちで…と話す嵩。
「たった一人で生まれてきてたった一人で死んでいく。人間ってそういうもんだ…人間なんておかしいなぁ。」と屋村が言います。
お父ちゃんを探しに
家に帰り、居間にあった結太郎からもらった帽子を見つめていたのぶ。
ふいに汽笛の音が聞こえ、家を飛びでていきます。
途中転んでも、裸足になって駅舎まで全力で走るのぶ。
駅に着くと、汽車から降りてくる人たちの中に結太郎の姿を探します。
でもその姿は、どこにもありませんでした。
駅舎でスケッチしていた嵩は、悲しそうに立ち尽くすのぶに、絵を渡します。
それは結太郎が、のぶに帽子を授けていた時の絵です。
その絵を抱きしめ、「お父ちゃん…」と涙を流すのぶ。
やっと、のぶは泣くことができました。
屋村の焼いたあんぱん
家に帰ろうとするのぶと嵩に、「ついてきな。」と屋村が声をかけます。
朝田家に着くと、あんぱんを振る舞う屋村。
ほかほかのあんぱんを食べると、今までの悲しい空気が変わり、のぶも笑顔になりました。
のぶから勧められ、あんぱん口にしたくら。
「おいしい。結太郎にも食べさせちゃりたかったね。ふふふっ」と泣きながら笑います。
屋村が持ってきたあんぱんで、朝田家はやっと笑顔を取り戻しました。
ヤムさん、グッジョブです!
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朝ドラ「あんぱん」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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