2週 第10話 「フシアワセさん今日は」
4月11日（金）第10話 あらすじ・ネタバレ・感想
母・登美子との再開
葉書の住所を頼りに、嵩は母・登美子を訪ねます。
「ごめんください。」
嵩が声を張ると、登美子が出てきました。
嵩を見て駆け寄ってきた登美子でしたが..
「何しに来たの？」と久しぶりの再会にも関わらず冷たい対応です。
「千尋が熱を出してお母さんに会いたいって…本当のこと言うと僕の方が。ずっと会いたかった。」
正直に話す嵩。
登美子が「嵩、ここには…」と言いかけていたところへ、登美子の今の夫と幼い娘が帰ってきました。
帰ってきた夫に嵩のことを、親戚の子だと登美子はごまかします。
夫と娘が家の中に入っていくことを確認したのち、登美子は嵩をぎゅっと抱きしめます。
「嵩、ここにきちゃいけないの。おじさんのとこに帰りなさい。お腹空いてるでしょ、このお金で何か食べて帰りなさい。」とお金を渡して家に帰そうとします。
登美子の言葉はあまりにも辛く、嵩は登美子の手を振り払い、走り去りました。
朝田家では、嵩の姿が見えず騒ぎになっていました。
帰ってきた草吉によって、嵩が市内のお母さんに会いに行ったことが判明します。
母との決別
今にも泣きそうな様子で海辺を歩く嵩。
柳井家では、嵩が登美子に会いに行ったと知った寛と千代子が心配して嵩の帰りを待っていました。
登美子が再婚して幼い娘と一緒に暮らしていることを知っていた千代子は、「あんな可愛い子を捨てるなんて信じられん。」と怒りが収まりません。
生きる力をえる
一方、のぶは嵩にお母さんに会いに行くことを勧めてしまったことを後悔していました。
落ち込むのぶに羽多子はあんぱんを売りに行こうと声を掛けます。
帰り道を下を向き歩く嵩。
熱を出した千尋の「かあちゃまに会いたい。」との言葉と、登美子の「ここにきちゃいけない。」との言葉を思い返しその場で座り込んでしまいます。
動けなくなった嵩の目の前に、「あんぱんどうぞ。」と羽多子とのぶがあんぱんを持って現れます。
差し出されたあんぱんを勢いよく食べる嵩に、水筒を渡すのぶ。
あんぱんを食べ終え、「ありがとうございました。」と律儀にお礼を言い去っていく嵩をみて、のぶは少し安心しました。
家に帰る前に朝田家を訪れた嵩は、草吉にさっき食べたあんぱんのお礼を言います。
空気を読めない草吉はちゃんとお金を払え！と怒りますが、周りの皆がそれを制止していました。
ようやく柳井家に帰ってきた嵩。
寛と千代子が温かく迎えます。
謝る嵩にかけよる千代子と、「ちょっとした冒険。」と少し笑う寛。
夜、寝ている千尋に「約束破ってごめんな。」と嵩は謝ります。
嵩はスケッチブックに描いた母の絵を破ります。
絵を破ったのは、嵩なりの母との決別ですね。
悲しく切ない出来事でしたが、嵩を支えてくれる人達がいます。
きっと人の痛みが分かる、心優しい青年に成長することでしょう。
のぶは高等女学校4年生に
あっという間に時は過ぎ、舞台は昭和９年（1934年）
学校へ向かう学生男子学生二人の姿。
一人は漫画を読みながら歩いています。
その後ろにそろそろと近づき、一人の女子学生が漫画を読みながら歩いている男子学生に「ボケ！」と言い放ち、思いっきり変顔をかまします。
その女子学生は、高等女学校４年生になったのぶです。
男子学生二人は嵩と千尋でした。
このブログでは【１話から最終話まで】
朝ドラ「あんぱん」のあらすじ・ネタバレ・感想をお届けします。
朝ドラ「あんぱん」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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