第6週 第27話 「女の一念 岩をも通す?」
5月7日(火)第27話 あらすじ・ネタバレ・感想
明律大学卒業
1938年3月、明律大学を卒業式。
穂高は「これからの世を変える若人」との言葉を贈り、卒業生はそれぞれの道へ。
胸に刺さる花向けの言葉でした。
卒業後、寅子は共亜事件でお世話になった雲野の弁護士事務所で働きながら、弁護士になるための勉強を続けます。
ですが、弁護士事務所に勤めて最初の仕事がお茶汲みとは、寅子はモヤモヤっとしていることでしょう。
よねや涼子たちとは卒業後も集まり、勉強会を続けています。
香淑は行きつけの甘味処「竹もと」で住み込みで働いていました。
寅子と花岡に進展は?
ある日、花岡とお昼ご飯をたべることになった寅子。
花岡は裁判官になるため、桂場の下について実務修習中でした。
「実に優秀な方だね。」と桂場を評する花岡の言葉に「それは間違いないわね。」と不本意そうに同意する寅子。
続けて、以前に桂場から「君は裁判官になりたいのか?あっそうかご婦人は裁判官にはなれなかったね、失礼。」と言われたことを話します。
「やっぱりすごいな猪爪は。俺は言われたよ、君は裁判官向きじゃないって。きっと桂場判事は君に裁判官の素質があると思ったんだな。」と花岡。
「それはどうでしょう…」と答える寅子に、「ごめん、そんなこと言われても困るよな。ご婦人には弁護士の道しかない。」と花岡。
家に帰った寅子は、直治を寝かしつけていた花江に、「ねえ、婚約だけしたら?」と花岡と結婚するように提案されますが、お互い勉強に必死で、それどころではありません。
でも寅子も花岡もお互いを意識しているのは確かですね。
香淑の事情、畳に土足で上がり込む特高たち
ある日、竹もとでいつものように勉強会をしていると、数人の男が乗り込んできました。
特別高等警察、特高です。
男たちは香淑の兄である潤哲が思想犯であると言い、香淑にも目を付けていたようです。
香淑は「兄は朝鮮に帰りました。」兄から届いた手紙を特高に渡します。
特高の男は、靴を履いたまま畳に上がり汚し、香淑が法律の勉強をしていることを馬鹿にし、去っていきました。
その後、香淑は寅子たちに事情を説明します。
皆んなの試験を見届けて国に帰る予定だったと話します。
つらい状況の中、香淑が頑張る理由がわかり胸がギュッとなりました
中国との戦争もあり、香淑が日本で勉強を続けるのは難しくなっていました。
この現状を悔しく思う寅子たちでしたが、「今しかないぞ。朝鮮に変えるなら今しかない…」とよねがつぶやきます。
人権が無視される暗黒の時代へと突入しようとしています。
【1話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
翌月曜(土曜版再放送) | 午前4時45分~5時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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