これを見ればよく分かる
福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ!』
第16週「母と私の挑戦」のあらすじ・感想です。
第16週「母と私の挑戦」
父・浩太の亡きあと、舞は母・めぐみとともに経費削減や人員整理を行い、IWAKURAの立て直しに取り組みます。融資先の信用金庫からも返済期限の延長を得ます。
いっぽう五島では、祥子の家にいる朝陽が初めて友だちを連れて来ました。
一歩前に進み出そうとしていることを知り、舞も喜びます。
舞はネジの作り方を一から習い、工場の経営を必死におし進めます。
そんな時、兄の悠人がある提案をするのでした。
これまでに放送されたあらすじと感想はこちらです。
ヒロインとその家族
ヒロイン・岩倉舞(福原 遥 演)
ものづくりの町・東大阪に生まれ育つ。
母方の祖母のいる五島列島に、
小3春から夏に滞在した。
航空学校でパイロットの資格を取得。
父の急死により母とともに
会社の立て直しに取り組む。
父・岩倉浩太(高橋克典 演)
東大阪でねじを作る工場を経営。
飛行機を制作する夢を抱いていたが、
経営不振が続く中、突然亡くなる。
優しい夫であり息子と娘を愛する
素晴らしい父だった。
母・岩倉めぐみ(永作博美 演)
長崎県五島列島出身。
大学時代に浩太と出会い結婚。
しっかり者で愛情いっぱいの母親。
浩太とともに工場を支えてきたが
夫の急死により工場の経営を
舞とともに行うことになった。
兄・岩倉悠人(横山 裕 演)
舞より3歳年上。
勉強が得意で中・高とも進学校。
東京大学卒業。一人暮らし。
ヘッジファンド(投資)の仕事をし、
リーマンショックを予測したと
世間から注目されている。
ヒロインの祖母・才津祥子(高畑淳子 演)
五島列島の小さな島に住む。
漁師だった夫が亡くなり、船を受け継ぐ。
人生の指針は自分の力で生きていくこと。
舞が小3の頃、いっしょに住み、
引っ込み思案の舞を導いた。
ヒロインの幼なじみ
梅津貴司(赤楚衛二 演)
舞の同級生で、岩倉家の隣にある
お好み焼き「うめづ」の息子。
心優しく繊細。
舞の心のオアシスのような存在。
望月久留美(山下美月 演)
舞の同級生で親友。
幼いころ両親が離婚し、
父子家庭で育つ。
母と同じ看護師。
東大阪の人たち
笠巻久之(古舘寛治 演)
工場のベテラン従業員。
先代の社長亡きあと、
浩太を支えてきた。
結城 章(葵 揚 演)
工場の中堅社員だったが
他社から引抜で惜しまれて退職。
笠巻から厳しく仕込まれてきた。
舞から「章にいちゃん」と
呼ばれていた。
土屋(二宮 星 演)
工場初の女性職人。
まだ若手だが
ネジが好きで研究熱心。
山田紗江(大浦千佳 演)
IWAKURAの事務員。
舞に堂々と嫌味を言うが、
根は正直な人。
梅津 勝(山口智充 演)
お好み焼き「うめづ」2代目主人。
貴司の父。
舞の父・浩太の幼なじみ。
いつも元気で頼りになる存在。
野球好きで近鉄バッファローズファン。
梅津雪乃(くわばたりえ 演)
「うめづ」の女将。
貴司の母。
明るい性格のおせっかい焼き。
舞の母・めぐみの良き相談相手。
望月佳晴(松尾 諭 演)
久留美の父。
ラグビーの実業団で、
「ドーベルマン望月」と呼ばれた選手。
職を転々としている。
津田道子(たくませいこ 演)
カフェ「ノーサイド」店主。
ラグビーファン。
舞と久留美を見守る存在。
★第72話あらすじ1月16日(月)放送
IWAKUARAの再生をめぐみ(永作博美)とともに行う決意をした舞(福原遥)。会社では、めぐみが社員に在庫処理、経費削減、リストラを終えたことで信用金庫の信頼を得て、融資への返済期限が延長されたことを報告する。しかし、猶予は半年。そこでめぐみは営業に注力するとし、舞がそのメンバーになることを発表する。
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☆感想
パイロットを辞退してまで、母とともに工場の経営を立て直そうと並々ならぬ決心をする舞。
IWAKURA営業部として名刺を作り、部屋に飾ってある五島のばらもん凧に向かって「行ってきます!」と気合をいれて会社へ行きます。
めぐみは経費削減、在庫処理、人員整理と手を尽くし、銀行の返済期限は半年間、延長してもらうことができたと社員に伝えました。
その半年のあいだに、新規の営業を増やし収益を増やそうと考えています。
舞がパイロットの内定を辞退し会社の営業部をすると話すと、皆「ほんまに?」「なんでや?」と驚きます。
社員たちに、父が守ろうとした工場のために私もできることをやりたい、いっしょに働かせてくださいと舞は頭を下げました。
社員たちからは、どこか冷めたような反応をされます。
素人が簡単に営業して仕事をもらえるほど、甘い世界ではないと社員たちは思っているようです。
家に戻り、五島に住む祖母の祥子に電話で話をしました。
祖母は社長になっためぐみが無理してないか心配していました。
舞が内定を辞退したことを聞き、「あやまることじゃなかぁ。よーく決心したねー」と励まします。
「お母ちゃんは、私がしっかり支えるから」と舞は明るく伝えます。
祥子から、朝陽くんが初めて友達を連れてきたと聞き舞も喜びました。
星空クラブで知り合ったお友達と仲良くなったようです。
朝陽くん、いい顔していますね。^^
お友達から誘われて、学校に行こうとしているようです。
「これから忙しなるやろけど、晩御飯は一緒に食べような」と仲のよい舞とめぐみです。
翌日、営業先に電話をかける藤沢と舞。
リストアップされたすべての会社に断られてしまいます。
藤沢は、舞に電話で断られたら直接会ったらいいと飛び込み営業を手分けでしようと提案します。
「1人でですか?」と不安ではありますが、舞はひるみません。
実際に飛び込み営業をはじめます。
もちろん会ってもらえない会社もあります。
話を聞いてもらっても、「新しいお仕事いただけないでしょうか?」と伝えると、厳しいことも言われました。
新しく社長に就任しためぐみのことも信頼できないし、自分の会社の部品がどのくらいの精度で作れるか把握していますか?とも聞かれ、舞は返答に困ってしまいます。
キツイことを言われショックを受けましたが、舞はネジのことをもっと知ろうと勉強を始めました。
さぁ、頑張り屋の舞は、どうやってこの難局を乗り越えていくでしょうか?
★第73話あらすじ1月17日(火)放送
舞(福原遥)とめぐみ(永作博美)は営業のため、IWAKURAのネジがどのように作られているか笠巻(古舘寛治)から講習を受ける。
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その様子を目にした社員からは、笠巻を気遣う声やネジの素人が自分たちの社長であることを嘆く発言も出るが、若手でネジが好きな土屋(二宮星)は自分のためにもと、笠巻の講習会に参加する。
☆感想
舞とめぐみは、笠巻にネジのことを基礎から教えてもらいます。
女性職人の土屋も参加します。
とても研究熱心なんですね。
その様子を見た社員たちは、社長が素人で情けないわと言います。
でも、きっとこの勉強が何かのきっかけになるに違いありません。
ネジ山の作り方には、
転造(てんぞう)加工と
切削(せっさく)加工とがあるんですね。
勉強になります!
夜、悠人が家に戻って来ました。
舞がパイロットの内定を辞退したと話すと、「ホンマに内定、辞退したんか?アホちゃう?」とあきれます。
「お兄ちゃんに関係ないやん。何しにきたん」と舞も言い返しました。
兄妹がギスギスしています。
めぐみが戻ると、悠人はちょっと話があると2人に言いました。
「工場取り壊してマンション建てへんか?」
「今より楽になるはずや」
悠人は家賃収入で母を楽にしたいと考えているようです。
「会社を潰すなら早い方がええ。連絡待ってるで」と言うと悠人は帰っていきました。
何とか会社に貢献するために、ひとりで営業の練習をする舞。
事務の山田からは要領が悪いと言われます。
山田は「私なんか、どっかに逃げる方法ばっかり考えてますけどねー」と。
山田さんもある意味正直ですね。^^;
五島にいる貴司から、絵はがきが届いていました。
満天の星と丘に建つ灯台。
あの灯台は大瀬崎灯台でしょうか。
「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」
貴司君が詠んだ短歌が書かれています。
いい短歌ですね。
舞が嬉しそうに微笑んでいます。
久留美がカフェ・ノーサイドに、あの八神先生を連れて来ています。
久留美は八神先生とお付き合いしていました。
もっと早く教えてくれたらいいのにという、舞。
久留美が自分に気を遣っていたことに気がつきます。
「幸せ分けてもらえて、めっちゃ嬉しい」久留美に言うと、舞も久留美も笑顔になりました。
久留美ちゃん、良かったですね。^ ^
八神先生、けっこう背ぇ高いですね。
舞の奮闘はまだ続きます。
頑張ってよ、舞!
★第74話あらすじ1月18日(水)放送
舞(福原遥)はネジの勉強に没頭するあまり、会社に遅刻しそうになる。
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会社では、売り上げデータを確認していためぐみ(永作博美)が、営業担当の藤沢(榎田貴斗)に、ある受注の確認をする。
それは、売れば売るほど赤字になるというものだった。藤沢はリーマンショックで仕事が減った際に、何とか売り上げを出そうと、安い価格で仕事を請け負ったと説明する。
☆感想
ネジの勉強に夢中で遅刻しそうになる舞。
熱心に勉強を続けています。
リーマンショック後に、安く受けた仕事が、現在の会社の経営を圧迫している様子です。
めぐみは笠巻さんとの勉強会で、一本あたりのネジの価格を見直します。
はじめは舞やめぐみをバカにしていた従業員達も、いつの間にか笠巻さんの勉強会の話を傍らで聞いています。
めぐみは、安く受けた仕事の値上げ交渉をします。
ネジの勉強をした舞も積極的です。
以前、父・浩太ノ時に作った太陽光発電用のネジを営業に持っていき、IWAKURAの技術の高さを知ってもらおうとします。
断られた営業先に向かいました。
営業先からはよく勉強をしていると褒められますが、やはり仕事がないと断られてしまいます。
どんなに小さな仕事でも良いのでと頭を何度も下げる舞。
その姿を見て、お父さんの姿を思い出すわ、と相手方から言われました。
一方、ネジの値上げについて交渉するめぐみ。
相手からは、この価格で藤沢くんから頼まれたんやと難しい顔です。
新しく社長になっためぐみを嘲笑するような態度です。
しかしめぐみも負けません。
主婦が家庭を守るように、社長は会社を守らないといけない。
社員の技術に対する正当な価格であると強い態度を示します。
巧みな交渉術です。
相手方もめぐみに圧倒されてました。
会社に戻り、めぐみが舞に「仕事とれた?」と尋ねます。
舞は、「取れなかった」と答えますが、2人とも表情は明るいです。
すると、舞が何度も頭を下げた取引先から一本の電話が…
薄型テレビに使うネジに使う見積もりをお願いするとの内容でした。
仕事もらえるかもと喜ぶ舞。
藤沢とともに舞は大急ぎで取引先に走ります。
ようやく、好転の兆しが見えてきました!
★第75話あらすじ1月19日(木)放送
舞(福原遥)が藤沢(榎田貴斗)と会社へ戻ると、社員たちが食堂に集まっていた。
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舞が本当に仕事を取れたのか、図面を見るまで信じられないと2人の帰りを待っていたのだ。
舞が図面を広げると、にわかに沸き立つ社員たち。数量も多く、なかなかに大きい取り引きだ。
ただ、結城(葵揚)がいないなかで、そのネジの設計を誰がするのかと不安が高まる。
☆感想
工場では皆んなが舞の帰りを待っていました。
驚いた舞が「どうしたんですか?」と聞くと、事務の山田が言います。
「お嬢さんが初めて仕事取ってきたって言ったら、図面が見るまで信じへんて」
図面を見て沸き立つ職人たち。
しかし設計をどうするか問題になりました。
「俺がやります!」と、結城から特訓受けた若手の尾藤が言いますが、やはりうまくいきませんでした。
納期まであと1ヶ月。
誰かに頼むしかありません。
意を決して、結城に電話をする舞。
「晃兄ちゃん、助けてくれませんか?」と留守番電話に残します。
晃はわざと舞の電話に出ませんでした。
晃は迷ってるようです。
夜になって晃が工場にきました。
図面を見て「この試作を俺に任せてください」と舞たちに言います。
晃が設計を手伝ってくれることを工場の皆んなに伝えました。
「どないしてもこの仕事やり遂げたいんです。手伝ってください」と舞が頭を下げます。
「いいですよ」と、一番初めに手を挙げたのは、何と事務の山田でした。
「しばらく合コンないんで」と付け足しますが、
山田さん、本当はええ人やないですか!
試作を終えて、晃は「楽しいて、あっという間やった」と言います。
舞が工場に戻って来てもらいたいと言うと、ホンマは戻ってきたいと、晃も言います。
でも、今のIWAKURAには人を雇う資金がありません。
社長のめぐみは考え抜いて、息子の悠人に電話をしました。
そして、「IWAKURAを売ろうと思います」と社員たちに切り出しました。
投資家の悠人に土地と工場を買ってもらい、その資金で借金を返し、残りを産んで資金にすると発表しました。
★第76話あらすじ1月20日(金)放送
めぐみ(永作博美)は、土地と工場を投資家に買ってもらったことを社員に伝え、その購入者に家賃を払うことで工場を続けていくことにしたと報告する。
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その購入者とは、悠人(横山裕)のことだった。めぐみは舞(福原遥)に、これまでは従業員とその家族の生活に責任があったが、これからは投資をしてくれた悠人に対しても責任が生まれたと話す。
☆感想
悠人にIWAKURAを買い取ってほしいと伝も直談判するめぐみ。
支払いが滞ればすぐに売り払うという条件で、悠人は投資をしてくれることになりました。
これで人員不足や、従業員への手当も賄えます。
そのことを聞いた社員は、いつも以上にやる気に満ち溢れています。
納期まで1週間、試作ネジが完成しました。
大量の発注も貰えました。
晃も工場に帰ってくるとことになり、さらに盛り上がりを見せます。
五島では朝陽君が学校に行き始めました。
親子は祥子の家から離れ家を借りることが決まり送別会をしています。
朝陽君の母・美知留さんも本当に明るい表情です。
歌人としてデビューした貴司は、五島から東大阪に帰ってきました。
そして、突然登場する八木のおっちゃん(又吉)
相変わらず独特な雰囲気です。^^
おっちゃんはデラシネの鍵を貴司に渡しました。
IWAKURAに悠人が投資をしてくれたことや、晃が帰ってきてくれたことを仏壇の浩太の写真の前で報告する舞とめぐみ。
めぐみが「会いたいなぁー」ともらすと、舞も「もっとお父ちゃんといろいろ話したかった」と涙を流します。
お父ちゃんに助けてもろうた気がすんねんと、浩太に話しかけるシーンで終わりました。
1週間分の全話一挙放送 1月21日(土)
NHKBSプレミアムでは、毎週土曜日の朝 9:45〜11:00、15分×5日分で1時間15分、1週間分が全話再放送されます。
見逃した人は一挙に見ることができますよ。
朝ドラ『舞いあがれ!』1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BSプレミアム・BS4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
月曜~金曜 | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(ダイジェスト版) | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
土曜(ダイジェスト版) | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前9時45分~11時 | NHK BSプレミアム・BS4K |
日曜(ダイジェスト版) | 午前11時~11時15分 | NHK総合テレビ |
翌月曜(ダイジェスト版) | 午前4時45分~5時 | NHK総合テレビ |
『NHKドラマ・ガイド 舞いあがれ!Part 1』(NHK出版)には、第1週から12週までのあらすじや出演者37名の紹介とインタビュー、舞台地・五島列島の紹介、ヒロインが学ぶ航空学校ってこんなところなどの特集記事が掲載されていました。
まもなくPart 2が発刊されます。
◎見逃し配信で『舞いあがれ!』を見るなら
Amazonプライム会員やUnextなら、NHKまるごと見放題パックを購入することで、見逃した『舞いあがれ!』を見ることができますよ。
2週間以上前に放送された『舞いあがれ!』の回も、舞が小さい頃の回も見ることができます。^^
>>Amazonプライムで観る >>U-NEXTで観る『舞いあがれ!』の主題歌「アイラブユー」、すごくいい曲ですね。
私は個人的に、舞のことを思う貴司くんの気持ちを表現しているに違いない!なーんて思っています。
毎朝、流れるこの曲と歌詞にホント励まされています。
これまでに放送されたあらすじと感想はこちらです。