第12週 第57話 「家に女房なきは火のない炉のごとし？」
6月18日（火）第57話 あらすじ・ネタバレ・感想
轟とよねの法律事務所
轟とよねは事務所で、戦災孤児や浮浪児たちに食事を与え世話をしていました。
よねは寅子達をまったく信頼していません。
「どうせお前らも他の役人と同じさ。」
「机の上で理想論をこねて、結局匙をなげる。」
「追い出せばいいと思ってるんだろ。」
と冷たく言い放ちます。
轟は「ただ頼むから、これ以上、子どもらに、ここ（心）に余計な傷をつくらんでやってほしい」と話しました。
辛い思いをした子ども達ばかりなのです。
そこへ多岐川と汐見がやってきました。
よねは多岐川が入ってくるなり「誰だ、おっさん。」と失礼なことを言います。
多岐川は「今顔を合わせた相手をおっさん呼ばわりする奴に、名乗る名はない」と平然と返しました。
慌てて寅子が多岐川を紹介します。
「私の上司で、最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎さん」と言い、多岐川にも、轟とよねが大学の同期であることを伝えます。
轟は「うちの山田が失礼をして申し訳ありません」とすぐに多岐川に謝罪します。
轟は子ども達が施設に連れていかれても食べ物がなくひもじさに次々に脱走している現状を話します。
よねの名前を聞き、汐見が驚きました。
「よねさん？あなたが？！」
汐見は香子からよねのことを聞いていたのでしょう。
多岐川は道男に力強く語ります。
「仲間に伝えたまえ。家庭裁判所は、愛の裁判所だ。困っている者には必ず手を差し伸べる。君たちを拒んだりはしない」
そして、よねと轟を「地域に根ざした支援、素晴らしいじゃないか」と激励しました。
よねと轟のコンビが本当に素晴らしく、多岐川も心強いです。
道男を猪爪家に連れて帰る
警察は浄化作戦と称し、一斉補導を行いました。
寅子達は子どもを預かってくれる個人商店や工場などを必死に開拓します。
それでも施設が全く足りません。
ある時、寅子は補導された道男とタカシに再会しました。
売り言葉に買い言葉で、寅子は道男を家に連れて帰ることに。
道男は花江をおばさん呼びし、態度も最悪です。
しかしはるは「泊めてあげなさい。今夜だけじゃない。必要なだけ、ここにいればいいわ」と告げます。
「人生持ちつ持たれつ、助け合いですよ。お天道様は見ています」
はるの一言で猪爪家に道男を預かることになりました。
道男は花江に「よく見たら、きれいな顔してんな」と声を掛けます。
花江の息子・直人が「お母さんのこと見るな」と警戒し間に入ります。
すぐに喧嘩になりそうな雰囲気です。
はるは寅子にこれまで戦災孤児の問題が他人事だったとしみじみと話します。
翌朝の朝食も道男の態度が悪く気まずい空気が流れます。
はるの決断力に助けられたものの、果たして道男は猪爪家でうまくやっていけるのでしょうか？
困難な問題に取り組む寅子達。
今後の展開が気になります。
女性初の家庭裁判所長・三淵嘉子さんはどんな人？【ネタバレ注意】
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朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
| 翌月曜（土曜版再放送） | 午前４時45分～５時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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