神木隆之介さん主演の朝ドラ『らんまん』
第17週「ムジナモ」第85話
あらすじ、ネタバレ、関連するトピックの紹介です。
第17週「ムジナモ」
世界的にも珍しい水生食虫植物の登場です。
植物学教室への出入りを禁じられる万太郎
田邊教授の逆鱗にふれます
万太郎は、どうなってしまうんでしょう…
ムジナモはどんな植物?
【1話から最終話まで】
朝ドラ『らんまん』あらすじ・ネタバレはこちらです。
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『らんまん』1話から最終話 あらすじ・感想・ネタバレ
第85話 7月28日(金)あらすじ
ムジナモの開花から4か月。徳永(田中哲司)はドイツへと旅立ち、大窪(今野浩喜)は助教授となった。田邊(要潤)は、恩人である森有礼(橋本さとし)が文部大臣になったことで、女学校の校長に就任。槙野家では、寿恵子(浜辺美波)が第2子を授かり、長女が元気に動き回るなか、万太郎(神木隆之介)はムジナモの研究に没頭していた。そしてついに、精密に描かれた植物画と論文が完成。それを見た田邊(要潤)は…
【出演】神木隆之介,浜辺美波,今野浩喜,前原滉,前原瑞樹,山本浩司,中田青渚,要潤,【語り】宮﨑あおい【作】長田育恵【音楽】阿部海太郎
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感想
今日の感想などです。
寿恵子と聡子
ムジナモの開花から4か月。
季節は12月になりました。
寿恵子は第二子がお腹にいます。
井戸水も冷たくなってきました。
寿恵子は寒いねと、お腹に手を当て話しかけます。
園子は一歳三ヶ月です。
可愛いですね。
近頃はいたずらも覚えてきています。
寿恵子が慌てて園子の手に持っていた紙を取り上げました。
万太郎は一生懸命に顕微鏡を覗いています。
寿恵子は園子をおんぶして散歩に出ます。
すると「今日のお裁縫は難しかった…」などと女学生が話ながら通りすぎました。
寿恵子は聡子との会話を思い出します。
寿恵子は聡子に会いに行ってみることにしました。
しかし門の前まで来たものの、声をかけることもできず帰ろうとします。
寿恵子は女中にみかんを聡子に渡すようお願いして帰りました。
友達になりましょうと言っていた寿恵子と聡子。
お互い、会いたい気持ちがつのっています。
若き日の田邊を知る人物
田邊家には、客が来ていました。
政府高官の森有礼です。
森は内閣が出来上がれば、初代文部大臣になる大物です。
「私が大臣になれば、田邊君にも関わりが出てくるので、密談に来た」と豪語します。
森は田邊が実に痛快な男だと聡子に話します。
昔、森がアメリカに赴任した際、外務省の役人として随行した田邊。
アメリカに着くなり勉強を始め、役人の身分を捨てコーネルユニバーシティに入学したと言うのです。
田邊は苦笑いしながら、その節はご迷惑をと頭を下げます。
「この男は、アメリカに渡るためだけに私を利用した。」
「余りにも面白くて、大学費用もこちらもちで留学生ということにしておった。」と。
「自分こそが日本を目覚めさせる天下第一の学者になるとよう言うちょった」と森が話します。
若き日の田邊は、ずいぶん大胆だったんですね。
田邊は「若かったので」気恥ずかしそうです。
森は、「いや将来右腕にするなら、それぐらいの男でないと困る、そう思った。まずは乾杯じゃ」と楽しげです。
野心家で無鉄砲なところもあった田邊は、森のお気に入りのようです。
のし上がる田邊
12月下旬、伊藤博文が内閣総理大臣となり、森有礼が文部大臣となりました。
それにともない美作は御茶ノ水高等学校の校長を突如罷免されます。
代わりに田邊が校長に就任することになりました。
美作は大学の廊下ですれ違った田邊に「政治にご熱心なようで」と皮肉を言います。
田邊も負けてはいません。
「女子教育に感心をお持ちでない方よりも適任だと思いますが」と返します。
美作がまたも「熱心のあまり本業がおろそかにならないことですな、ただでさえ植物学教室は大した業績をだせていないようだ」と嫌味を言います。
田邊「ご心配なく、今面白い発表を準備させていますので」
これには、美作も何も言えませんでした。
新体制の植物学教室
徳永がドイツへと旅立ちました。
助教授になった大窪が植物学教室をまとめています。
植物学教室では、大窪、波多野、藤丸、山根、濱口が田邊に高等学校校長就任を祝います。
そこに槙野は来ていません。
波多野が万太郎は今植物画が大詰めだと聞いていると言います。
大窪が今度の植物学雑誌発刊に必ず間に合わせると言っていたと言います。
田邊はオッケーと言います。
万太郎の論文は大きな期待を背負っています。
論文と図譜が完成
寿恵子は園子をおんぶして万太郎の邪魔にならないようにと散歩に出かけます。
万太郎は一生懸命今まで出会ったみんなのことみんなの笑顔を思い出しながら感謝いっぱいでムジナモの植物図を仕上げています。
みんながおったきこそ、わしはこの一枚が掛けたがじゃ。
万太郎は出来上がった植物学雑誌を持って東京大学に行きました。
植物学教室のみんなが「これがムジナモ、花が、この拡大図どうやって、種子の断面まで…」と口々に感嘆の声を上げます。
大窪に部分図は幾つ配置してあるんだと聞かれ、68枚の図を一枚にまとめましたと答える万太郎です。
藤丸が「友達だから言うんじゃないよ、こんな植物画を描けるのは槙野万太郎だけだよ」と言います。
激怒する田邊教授
熱心に見ていた田邊が静かに本を閉じます。
田邊が「ミスター槙野、君は自分の手柄だけを誇っているのか」と言います。
万太郎「え?」
万太郎は訳が分かりません。
大窪も本の表紙を見て「教授の名前は?」と聞きます。
田邊は以前、徳永に言われた言葉を思い出しました。
そんなことはない、私の戸隠草は…と言ったときに、花は咲かなかった! と徳永に言われたこと。
ムジナモの白い花が咲いたこと。
田邊のプライドを傷つけてきたことです。
万太郎は「もちろん感謝しちょります。そんじゃき、懸命に描いて…」
その言葉を遮り大窪が言います。
「おまえが見つけたムジナモが、アルドロマンダメシグロサンであることを突き止めたのは教授だ」
「だがおまえは、自分が見つけたという報告しか書いていない。」
「いかに貴重なものを見つけても何であるかが分からなかったら論文は書けなかったはずだ。」
「当然教授と共著という形にしなければならなかった。」
田邊の頭の中で、これまでみんなが絶賛する槙野の名前がめぐります。
田邊が突然「何を期待していたのか?」と言うとなぜか笑い出しました。
不気味な笑いです。
田邊は万太郎に「ミスター槙野、今後我が東京大学植物学教室への出入りを禁ず」と言い渡します。
えー!
まさかの展開になりました。
関連トピック
第17週「ムジナモ」の関連トピックをお届けします。
毎週(土)1週間分を全話一挙放送
NHKBSプレミアムでは、毎週土曜日の朝 9:25から10:40、15分×5日分で1時間15分、1週間分が全話再放送されます。
見逃した人は一挙に見ることができますよ。
朝ドラ『らんまん』1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BSプレミアム・BS4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
月曜~金曜 | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
土曜(1週間の振返り) | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前9時25分~10時40分 | NHK BSプレミアム・BS4K |
放送は変更される場合があります
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【1話から最終話まで】
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