第22週 第106話 「あ~しんど♪」
3月1日(金)第106話 あらすじ・ネタバレ・感想
信頼を置けない柴本
ワンマンショーに向けて、稽古や衣装合わせは順調に進みます。
しかし、柴本の仕事ぶりにスズ子は不安に感じていました。
「大野さん、柴本君のこと、どう思う?」
大野の意見を求めるスズ子。
「若くて元気があっていいと思いますけど。」と答える大野。
スズ子は柴本が仕事に身が入っていないことや、今回のワンマンショーに羽鳥と山下が居ない事の不安を話します。
「大丈夫。山下さんは、福来さんが一人でも大丈夫だと思って(マネージャーを)辞めた。福来さんだから、柴本君を預けた。」と大野が励ますように話します。
「買物ブギ」ワンマンショー
ワンマンショー当日の朝。
柴本は寝坊し、大慌でスズ子の家にやって来ました。
スズ子はすでに劇場に出発しており、大野が厳しい顔で柴本を待ち受けていました。
「またやっちまいました。きっともう、クビでしょうね。」
「俺、いつもこうなんですよ。大学は留年、仕事も続かない、夢中になれるものもないのに働かないといけなくて、俺どうしたら良いんですか。」と今にも泣きそうな顔の柴本です。
「正直にぶつかれ、その誤魔化しもなく、正直にぶつかって一生懸命働け。」と大野は柴本をしかります。
「でも、もうきっとクビです。」とうなだれる柴本。
「それを決めるのはあんたでねえ、福来さんだ。ほら立て、福来さんが待ってる。」と大野は柴本を急かします。
本番直前、スズ子は控室で目を瞑り、集中力を高めていました。そこにようやく現れた柴本。
「来たなあ、逃げたか思たわ。」と特に怒った様子はないスズ子。
柴本はスズ子に頭を下げ遅刻したことを謝ります。
柴本は前に音楽に詳しいと言ったことは嘘であることを正直に話します。
柴本が全部話し終える前に、「嘘なんやろ?バレてるわ。それで?」と聞くスズ子。
「これ以上、迷惑おかけするわけにも。けじめをつけなければと思って。」と話す柴本。
「そうかあ…」とスズ子が呟いた直後、「間もなく本番です。」とスタッフが知らせに来ました。
「よっしゃ、行こう!」と手を叩き、「あんた、よう見ときや。」と柴本に言い、スズ子はステージに向かいます。
大勢の観客の前に立つスズ子を、舞台袖から見つめる柴本。
新曲「買物ブギ」のお披露目、観客は大いに盛り上がります。
「買物ブギ」の歌とステージは、まるで喜劇のようで、観客からは拍手と笑いが起こります。
スズ子は、歌と棚橋との共演で身に着けた演技力で最後まで観客を大いに楽しませ、その中には、涙ぐむ山下の姿もありました。
大勢の観客の笑顔を見て柴本も感動し、興奮した様子でスズ子に拍手を送ります。
「これからも一緒にがんばろな!」
ワンマンショーが終わり、「どうや、よう見たか?お客さんどんな顔してた?」とドヤ顔を浮かべるスズ子。
「最高の笑顔でした、福来さん本当に格好良かった!」と柴本は目をキラキラさせ答えます。
「これが歌や、これがお客さんをたのしませるいう事や。それがどんなに素晴らしい仕事か、あんたにはちゃーんとわかってほしい。羽鳥先生、タナケンさん、山下さんもそうや。いろんな人から、楽しませることの楽しさ、厳しさを教えてもらってる。今度はワテが、それをあんたに教える番や。これからも一緒にがんばろな!」と、右手を出すスズ子。
柴本は「はい、よろしくお願いします!」と両手でスズ子の手を握り、深々と頭を下げます。
家に帰り、スズ子、愛子、大野、柴本の4人で仲良く夕飯を食べ、スズ子の周りは益々賑やかになるのでした。
それにしても「買物ブギ」は、何度見ても聞いても楽しい歌です。
スズ子も人を育てる年齢となりました。
今後の活躍に期待大です。
【1話から最終話まで】
朝ドラ「ブギウギ」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
毎週(土)1週間分を全話一挙放送
NHKBS101では、毎週土曜日の朝 9:25から10:40、15分×5日分で1時間15分、1週間分が全話再放送されます。
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朝ドラ「ブギウギ」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS101・BS4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
月曜~金曜 | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合テレビ |
土曜(1週間の振返り) | 午後0時45分~1時 | NHK総合テレビ |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前9時25分~10時40分 | NHK BS101・BS4K |
放送は変更される場合があります
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