第1週 第5話 「女賢しくて牛売り損なう？」
4月5日（金）第5話 あらすじ・ネタバレ・感想
母の思い
朝、いつものように米をとぐはる。
物言わぬ母の背中に、少しびびっている寅子です。
穂高教授は寅子の話を遮ることなく認めてくれると、寅子は明律大学女子部への進学許可を母に頼みます。
しかしはるは取り合ってくれません。
旅館の娘だったはるは、自分が行きたくても行けなかったのが女学校です。
その女学校に通う寅子は優秀だと分かりつつ、結婚し女性として幸せになれるよう願っています。
弁護士になれなかったら？
なれたとしても辞めた時は？
夢破れて婚期を逃し、親の世話になり惨めになってもいいの？
はるは「頭のいい女は頭の悪いふりをしないといけない」と説きます。
寅子は納得しません。
はるの言う幸せも地獄にしか思えないと言い切りました。
「お母さんみたいにでなく、、」と言った寅子の言葉に傷ついた様子のはる。
結局、寅子の意見は聞き入れてもらえません。
桂場に出くわす
翌日、学校終わりに振袖を買いに行くために、甘味処「竹もと」ではると待ち合わせします。
そこにいたのは、あんこたっぷりの団子を食べようとしていた桂場でした。
桂場を目ざとく見つけた寅子は、母に反対されてると相談します。
寅子の話より団子を食べたくてたまらない桂場。
「私も反対だ」
理由は「君が女だからだ」と冷たく言います。
桂場は母ひとり説得できない寅子には男と肩を並べることはできないと言ってのけます。
「お黙りなさい！」
なんと母・はるが桂場と寅子の話を聞いていたのでした。
「娘の口を塞ごうとするのは無責任です」
はるは桂場に負けず劣らず食ってかかります。
そして寅子を連れてさっさと店を出て行きました。
はるは呉服屋を通り過ぎ、本屋に入って行きました。
寅子はついて行くしかありません。
「六法全書ください！」
「あー、腹立つ！あの若造が！」
桂場に怒りを感じつつ、寅子に向かって言います。
「今、お見合いした方がいい」
「それでも本気で地獄をみる覚悟はあるの？」
はるは寅子に念押しします。
「はい」
寅子の決意は固まりました。
母子ともに覚悟が決まった瞬間です。
寅子の幸せを願うはる。
最初は寅子をなんとかあきらめさせようと説き伏せます。
親としての本音ですよね。
しかし桂場にタンカを切る姿は、スンッとする様子よりずっとカッコよかったです。
はると寅子、親子愛を感じる回でした。
気になったのが最後のシーンです。
橋の上で、決意を固める寅子の横にはうつむき加減の女の子と、悩みごとがあるような心配顔の女性がいました。
当時の女性の立場を表しているのか、それとも今後のストーリーに絡んで来るのか..気になるところです。
【１話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
| 翌月曜（土曜版再放送） | 午前４時45分～５時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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