第8週 第38話 「女冥利に尽きる?」
5月22日(水)第38話 あらすじ・ネタバレ・感想
直道に赤紙が届く
ラジオから山本五十六の国葬の儀のニュースが流れている中、花江が直道に赤紙が届いたことを報告します。
猪爪家では直道の出征が決まったことを受け、久しぶりにご馳走を囲みました。
「俺にはわかる。日本はこの戦争に勝って子供たちにとってもっともっといい国になっていくって。」と直道。
「ええ、立派に戦っていらしてね。」と笑顔で答える花江。
見送りの時、「直人、直治。お母さん頼んだよ。」と息子たちの頭に手をのせる直道。
「花ちゃん。」と声をかける直道に、涙を我慢していた花江でしたが、直道を抱きしめ号泣します。
「俺、寝られるかな。花ちゃんが隣にいなくて。」という直道に、「大好きよ直道さん、絶対帰ってきてね。」と花江。
寅子が倒れる
穂高の指名で、明律大での講演会をすることになった寅子。
久しぶりに母校に帰り、廊下を歩く女子生徒たちの声が聞こえ、昔の楽しかった学生時代を思い返します。
しかしあの頃の仲間はいません。
「もう私しかいないんだ…」と悲しく、つらく思う寅子。
講演会の場所へ向かっていると、穂高と桂場に出会います。
桂場はたまたま講義にきていて、穂高の誘いで寅子の講演会を見るとのことでした。
「すごい顔をしているぞ。」と桂場が寅子に言います。
「ここのところ寝不足で。」と答える寅子に、「そうじゃない、怒りが染みついている。」と言う桂場。
「ご心配なく、少し疲れているだけですから。」と答える寅子でしたが、額には大量の汗をかいており、歩き出してすぐ倒れ、意識を失ってしまいます。
寅子が目を覚ますと、そこは医務室のベットでした。
穂高から講演会は穂高と桂場で行ったと知らされます。
迷惑をかけたことを謝り、妊娠していることを伝え、久保田も中山も辞めてしまい、つらくてたまらないと打ち明ける寅子。
「君、それは仕事なんかしている場合じゃないだろ。結婚した以上君の第一の務めは子を産み、よき母となることじゃないのかね?」と穂高。
穂高の言うことに納得いかない寅子。
「私が今ここで立ち止まれば婦人たちが法曹界に携わる道が途絶えることになってしまいます。違いますか?」と仕事をぎりぎりまで続けたいと話します。
「いやいや、世の中そう簡単には変わらんよ。雨だれ石を穿つだよ。君の犠牲は決して無駄にはならない。」と次の世代について話す穂高。
この言葉は寅子にとって我慢ならず、「私たちに世の中を変える力があると信じてくださったのではないのですか?私は今の話をしているんです。」と強く訴えます。
「落ち着かないか、あまり大きな声を出すとお腹の中の赤ん坊が驚いてしまうよ。」という穂高に、「なんじゃそりゃ、」と寅子はつぶやき、医務室から去っていきます。
桂場は医務室の外で、寅子と穂高の話を聞いていましたが、出てきた寅子に声をかけることはありませんでした。
轟に赤紙が届く
後日、いつものように寅子、よね、轟が昼食を食べているとき、轟が赤紙が届いたと話します。
「法曹の道を究めたいところだが、致し方ない。佐賀に帰る。」と言う轟。
「死ぬなよ。」とよね。
轟が去った後、「私もやれるだけのことはするから。お前は一人じゃない。」とよねは寅子に声をかけます。
よねの言葉には心がこもってました。
兄の直道も轟も、どうか無事に帰ってきますようにと願わずにはいられません。
寅子とよねが事務所に戻ると、穂高が来ていました。
「先日はすまないことはした。」と穂高は寅子に謝ります。
無理をし過ぎている寅子がこれからどうなるのか、この後の展開が気になります。
心のオアシス優三さんは結婚相手の大本命!退場しないで帰ってきて~!
【1話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
翌月曜(土曜版再放送) | 午前4時45分~5時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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