第18週 第89話 「七人の子は生すとも女に心許すな？」
8月1日（木）第89話 あらすじ・ネタバレ・感想
小野の苦しい胸の内
汐見と香子が寅子の家を訪問中に、事務員の小野がやってきました。
寅子は小野に汐見夫妻を紹介します。
小野は2人にどうして朝鮮人と日本人が結婚できたのかと問います。
小野は交際していた人が朝鮮人でした。
しかし、親に反対され別れたのです。
小野は寅子が朝鮮人の事件を担当すると聞き、自分の苦しみがなくなる手掛かりがあるかもしれないと泣きながら話します。
香子は「好きになった相手が日本人だった。それだけです」と言います。
汐見も小野に自分に正直にと励まします。
小野は泣きながら汐見夫婦に感謝します。
無罪が認められる
寅子は手紙の翻訳の正確性を疑問だとし、杉田弁護士に相談します。
手紙は専門家の翻訳がされ、証拠にはならないことが分かります。
航一と寅子、入倉の合議が行われます。
その結果、裁判で金顕洙は無罪との判決が下されました。
「ありがとうございます」
泣きながら感謝する兄の顕洙。
しかし弟は怒りの表情のままでした。
それぞれの戦後
裁判の判決に検察側は控訴することなく、杉田弁護士兄弟もうれしそうです。
寅子は杉田兄弟との溝も埋めたようですね。
寅子は入倉を涼子の店ライトハウスに連れていきます。
入倉は寅子たちに説教をされると思っていたようです。
法廷での入倉の顔が何かに怯えているように見え、寅子は気になっていたのでした。
入倉は弟の金広殊が睨めつけるような顔をしていたことが気になっていたのでした。
寅子は憲法の14条が謳う平等とはなんなのか？と自分の無力さを考えていると話します。
あきらめずに一歩づつでも前に進むしかないのかと言う寅子。
兄の杉田は、戦争が終わってまだ10年足らずで平等だと思えるのは一部の人だと言います。
長岡の空襲で娘と孫娘を亡くした杉田も気持ちの整理はついていないのでしょう。
「ごめんなさい」
航一がポツリと言います。
「僕に言えるのはそれだけです」
いったい航一は何を思い謝ろうとしているのかでしょうか？
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朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
| 月曜～金曜 | 午前7時30分～7時45分 | NHK BS・BSP４K |
| 月曜～金曜 | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 月曜～金曜（再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（1週間の振返り） | 午前8時～8時15分 | NHK総合 |
| 土曜（振返り再放送） | 午後0時45分～1時 | NHK総合 |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前8時15分～9時30分 | NHK BS |
| 土曜（月～金5話一挙放送） | 午前10時15分～11時30分 | BSP４K |
| 翌月曜（土曜版再放送） | 午前４時45分～５時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月～金5話（15分×5日分で1時間15分）1週間分が再放送されます。
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