第4週 第20話 「屈み女に反り男?」
4月26日(金)第20話 あらすじ・ネタバレ・感想
検察の家宅捜索
「猪爪直言を贈賄の容疑で拘留した。」
検察官は令状を寅子たちに見せ、強引に家宅捜索に入ってきました。
寅子は待ってくれと訴えますが、令状が出ている以上捜査を拒否できないと知っていた優三が家の中を検察官に案内するとかってでます。
検察官たちは、引き出しの中や額縁の裏、家の中を隅々まで調べ、夜まで捜査は続き、直言の所持していた書類などを押収していきました。
検察官が帰った後、「悔しい。何も言えなかった、今まで学んだことが何も出てこなくて。」と寅子は顔を覆い座り込みます。
「寅ちゃん、悔しがることは後回しだ。これから辛い事が沢山起こると思う。でも一つ救いなのは、僕たちが法を学んでいることだ。」と励ます優三。
しかしずっと緊張していたためか、優三は腹痛を起こしトイレへ駆け込んでいきました。
その後、「寅子、何があった!」と直道が駆け付けます。
「遅いよお兄ちゃん!」と怒鳴る寅子。
肝心なところで活躍できないお兄ちゃんです。
冷静な優三
子どもたちを寝かしつけた後、寅子、はる、直道、花江に優三が直言が拘留された経緯を話します。
じつは数日前、直道と花江の仲人をしてくれた帝都銀行の理事である高井が連行されていました。
そして今日、直言が連行されたと話す優三。
この時代には予審制度がありました。
それが終わるまでに、直言の弁護をしてくれる人を見つけないといけません。
暗い雰囲気の中、「無実の人間はすぐ釈放される。朝になったら申し訳なさそうに帰ってくるさ。俺には分かる。」と直道が励まします。
お兄ちゃんの「俺には分かる」は大抵はずれます。
何日たっても直言は帰ってきません。
外に出られない寅子たち
家の外には、新聞記者たちが群がり寅子たちは外にでれなくなっていました。
直言の逮捕はほんの皮切りに過ぎませんでした。
事件は世間を大きく揺るがす大汚職事件「共亜事件」として世間を騒がせていきます。
共亜紡績など関係会社の重責、大蔵省などの官僚が次々と逮捕されていきました。
その数16名。
共亜紡績の株価が上がることを見越し、不正に得た利益が政財界にばらまかれたとする贈収賄の容疑でした。
帝都銀行が株の取引き実務を行い、直言は高井理事らと共謀し賄賂を贈ったとされ、新聞でも大きく取り上げられます。
不況で不満が募る中、この事件は国民の怒りを買う絶好の事案となったのです。
塀から飛び降りてきた花岡と穂高
寅子が米を研いでいると、庭で大きな物音がします。
恐る恐るのぞくと、なんと花岡が葉っぱまみれで庭にいます。
隣の塀から飛び降りてきたのでした。
またまた大きな音がして、今度は穂高が塀から飛び降りてきました。
2人は何をしにやってきたのか?
弁護を引き受けてくれる人がいないと優三が言っていました。
ひょっとして花岡が穂高に弁護を頼んだのでしょうか?
気になりますねー。
【1話から最終話まで】
朝ドラ「虎に翼」あらすじ・ネタバレ・感想はこちらです。
朝ドラ「虎に翼」1週間の放送予定
月曜~金曜 | 午前7時30分~7時45分 | NHK BS・BSP4K |
月曜~金曜 | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
月曜~金曜(再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(1週間の振返り) | 午前8時~8時15分 | NHK総合 |
土曜(振返り再放送) | 午後0時45分~1時 | NHK総合 |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前8時15分~9時30分 | NHK BS |
土曜(月~金5話一挙放送) | 午前10時15分~11時30分 | BSP4K |
翌月曜(土曜版再放送) | 午前4時45分~5時 | NHK総合 |
放送は変更される場合があります
毎週土曜日の朝、月~金5話(15分×5日分で1時間15分)1週間分が再放送されます。
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